2008年12月13日

ラウドネス

皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

ラウドネス



さて今晩は、ご存知の方も多いことかと思いますが、先月30日、肝細胞癌のため49歳の若さで亡くなってしまいました
ラウドネス
のドラマー・
樋口宗孝
氏、その人を偲んで、稚拙で荒削りな仕上がりながらも、それまでの日本のメタル・ハードロックシーンに対し、ある意味革命的な1枚として、大いなる変化と影響をもたらしたと言える、1981年11月25日発表の、衝撃のファーストアルバム「ザ・バースデイ・イヴ~誕生前夜~」の中のサウンドを今一度振り返ってみたいと思います。

ラウドネスは1981年に解散したレイジーという歌謡アイドルバンドを母体にして結成されたバンド。(私も記憶が定かでなかったのでつい最近まで誤解していましたが)1977年(ABCはABCでもラジオの方ではなく、TVの方で!)朝日放送で「ハローヤング」という、アマチュアバンドやソロ・ミュージシャンが、その演奏力でしのぎを削る番組があって、そこに当時現役高校生であった高崎氏や樋口氏などが出演し、かの「我が良き友よ」で御馴染み、元スパイダーズのムッシュかまやつ氏に見出されてレイジーとして歌謡界にデビューした訳です。ディープ・パープルの名作と誉れも高いアルバム「マシンヘッド」収録されていたナンバー「レイジー」のタイトルをグループ名にしたことからも解るように、高崎氏も樋口氏も、当初からのハードロック志向には一点の曇りも無かったようで、その想いを貫き、最終的には見事現実のものとして結実させたのがこの「ラウドネス」ということだったようです。

ラウドネスの登場は、それまでの日本のロックシーンに、大いなる変革をもたらすものであり、従来型の国産のハードロックバンドといえば色々ありましたが、テクニック的には遜色なくとも、とにかくボーカルが弱く、演奏のスケールもやはり島国的なもので、本家本元のアングロサクソンが見せる大陸的でマッチョなパワーには及ばないという雰囲気があって、この先何年経っても、ことハードロックの分野においては一貫して模造品を生産することで、この国は終始し、国際的には太刀打ちできないのではないかという諦めがあった訳ですが。そこに風穴を見事開けてくれたのがラウドネスということで、1970年後半、イギリスを席捲していたN.W.O.B.H.M.ムーヴメントとも相俟って、ハードロックの新世紀をこの日本に呼び起こしてくれたという訳です。

ということで、それでは早速、樋口氏の若過ぎる死を悼む意味も込めながら、歴史的名盤であるラウドネスの1st「ザ・バースデイ・イヴ~誕生前夜」を聴いていきたいと思います。それではまずは3曲。壮大なオープニングチューンであるテーマソング「ラウドネス」そして「セクシーウーマン」「トゥー・ビー・デーモン」を聴いてください!
どうぞ!
                                        
ラウドネス

まずは、「ラウドネス」「セクシーウーマン」「トゥー・ビー・デーモン」の3曲を聴いて頂きましたが~。
さて、このファーストは元々1981年11月発表の作品なんですが、今日は2004年10月にリマスター版として復刻されたCDの方からお届けしておりまして、今度は私がラウドのナンバーに中でも最も愛聴しておりますナンバーで、当初シングルでしか発売されていなかった、このCDにはボーナストラックということで収録されております「バーニング・ラブ」を聴いてください!
どうぞ!
                                       
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バーニングラブ

ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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さて最後も今日は当然ラウドネスを聞きながらお別れしたいと思います。
曲はアルバム最後飾るに相応しい、最も当時のN.W.O.B.H.M.ムーヴメントを意識して制作されたとの印象が強いフックの効いたドライヴチューン「ROCK SHOCK(モアアンドモア」をお掛けしたいと思います!
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(12・14オンエアー分)




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Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 23:23│Comments(2)ROCK・音楽
この記事へのコメント
ラウドネス、私は、ずっと聴き続けます。樋口宗孝さんの魂は、ファンの中で生き続けますよね。
Posted by みっちゃん at 2008年12月20日 17:31
http://www.youtube.com/watch?v=2oG3HlX196Y

ハローヤング出演時の演奏はこちらを。

15歳とは思えない凄い演奏が聴けます。
Posted by れ塩 at 2010年08月06日 22:14
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