2011年06月18日

GHEEE、The傷、ピンクフロイド

GHEEE、The傷、ピンクフロイド




皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます

ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!


★(村上春樹氏のコメント・オンエアー)

先ず、冒頭驚かれたことかとは思いますが、今月9日、人文科学の分野でスペインのカタルーニャ国際賞に輝きました「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」「1Q84」でお馴染みの作家村上春樹氏(先週のブログでUP済みですので、ここでは割愛!)の授賞式におけるスピーチですが、それが何と予期せぬ形で20分にも渡る反原発のメッセージとなった訳ですが、今日はそれを一部抜粋してお聴きいただいたのですが、私ははっきり言ってこれまで(確かに1997年発表のアンダーグラウンド辺りから一寸趣きが違ってきたようにも感じておりましたが…)ライト感覚の小説がお得意なジャズとマラソンをこよなく愛す作家といったイメージで、これまでは失礼ながら捉えていましたが、しかし、今回のコメントに関しては、正に硬骨漢的な印象を持つと同時に非常に感銘を受ける部分も多々ございました。皆さんはどう思われましたでしょうか?
これから先の日本において「福島原発」がああしたことに成り、また今年の夏は15%の節電協力を関電さんが求めてくるなどエネルギー問題は本当に喫緊の重要課題となった訳です。ぜひまた皆さんもご意見をこの番組にお寄せ頂き、音楽番組ではありますが、議論もしていきたいと思っておりますので、また、どしどしメッセージお待ちしております。

~ということで…
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて今週は2007年に結成されました、プレイグスやメローヘッドというバンドでも、現在活動しておりますボーカル&ギターの深沼元昭氏や、元ピールアウトのボーカル&ギターの近藤智洋氏、そして東京ピンサロックスやア・フラッド・オブ・サークルのメンバーでもある紅一点のベーシストHisayo女史、さらには元ゼベット・ストアで、現DRYASDUSTのメンバーでもあるトラマーのYANA氏という4人で構成される、ワイルドでタフなプレイを聴かせるグループ
GHEEE(ギー)



GHEEE、The傷、ピンクフロイド




それぞれのメンバーがそれぞれのバンド活動で忙しい身の上ながらも、先月25日には所属のバウンティ・レーベルから3年振り、3枚目に当たる「Ⅲ」を発表、加えて、今月3日からは名古屋、大阪、福岡、札幌、東京の4大都市を回る「GHEEEⅢ・リリースツアー2011」をスタート。正に意図したものかどうかは判りませんが、兎に角「3づくし」といった格好で、俄かにまたその周辺が賑やかになってきているGHEEEと言うことで、当然、オンエアーするに当たっては話題の新譜をご用意出来れば良かったのですが、チョイとこちらの方が間に合わなかったということで、今回はこれまでに発表された2007年のファースト、そして翌年に発表された2ndアルバム「レコンキスタ」から何曲かチョイスして、彼らが奏でる洋楽志向バリバリのギターロックサウンドをお届けしたいと思います。
個性(アク)の強いメンバーを元ピールアウトの近藤氏が中心となり取りまとめ、初期衝動むき出しの激しいロックサウンドを力技で聴く者に叩きつけてくるGHEEE。洋楽は聞くけども「J-ROCKはどうにも…」と二の足を踏む(~と言うか、われわれ昭和の世代では、そういうリスナーが多数見受けられましたが、今はフジロックとかサマソニとか、洋の東西問わずのタレント混合のイベントが盛んに開催されている影響もあり、そんな隔たりを持って聴く若人もいないかも知れませんがね…)、そういう偏食気味の人達にも十二分に満足して頂けるバンドがGHEEEかと思います!
それでは、まず1stアルバムからオープニングを飾る「ビューティフル・スタンガン」と「ザ・ラスト・コード」、そしてセカンド「レコンキスタ」から1曲目に収録の「ランナウェイ・ピジョン・バス」そして2曲目の「ルシファー」の計4曲をお聞きください。それではどうぞ!GHEEE(ギー)です!








●GHEEEオフィシャルサイト
http://www.lavaflowrecords.com/gheee/top.html

                                                     

 続きましては、キーワードAtoZのコーナー。


GHEEE、The傷、ピンクフロイド




このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2009年、東京は新宿で結成された、それこそ元々は青線(もぐりの風俗店が軒を並べる場所)と呼ばれ、1958年の売春防止法とともに、佐木隆三さんや中上健次さんなどの作家連や全共闘世代が足繁く通ったとされる「文壇バー」や「オカマバー」、そしていかがわしさでは青線と何ら変わりない「ぼったくりバー」などの店が雨後の筍の如く登場し、その名も「ゴールデン街」として生まれ変わった歌舞伎町一丁目。そこを中心として、当時の新宿が有していた「昭和」という時代の卑俗さ、猥雑さみたいなものをエッセンスとして、一風変わったガレージサウンドにしたのが本日ご紹介する「The傷」という名前も一風変わった3ピースのロックバンドで御座いまして、本日はそのバンド「The傷」の音を、ここでご紹介したいと思います。
「The傷」はギター&ボーカル担当の「鉄十字ハヤト」氏と、ベースの「英国タカシ」氏の男性2人に、見た目にも肉食系と思しき『逞しい女性』といったら失礼かも知れませんが、そうした印象を与えるタフな女性ドラマー「薔薇卍アミ子」さん1人を加えた3人編成のバンドで、先にも申し上げましたように、2009年、東京は新宿で結成。昨年7月に発表された、あのギターウルフやキングブラザーズ、そしてザ・50回転ズやTHE BAWDIES等々も参加して話題を呼んだコンピレーションアルバム「ツナミアタック」のVOL,3にも堂々登場。それを足がかりに、かの「忌野清志郎さんへのオマージュ」ともされている今回の1stアルバム「初期のThe傷」を制作した訳ですが、昭和歌謡的なオリジナル曲を含め収録されている曲も実にユニークで、カバーでは、あの町田町蔵(現・康)率いるINUの代表的なナンバーであった「メシ喰うな」、そして日本語によるTHE WHOの「マイ・ジェネレーション」、更には赤塚不二夫さんの代表アニメ「ひみつのアッコちゃん」のエンディングテーマであった「すきすきソング」(オリジナルは水森亜土さん)の高速ヴァージョンと、多種多様な素材にパンクでガレージなアレンジを施して、私をはじめ、その手の音楽が大好きな人には垂涎もののアイテムとなっております。
それではここでそんな「The傷」の楽曲を聴いて頂きたいと思いますが、曲は「新宿aGO!GO!」です。
それではどうぞ!「The傷」です!

「The傷」マイスペース
http://www.myspace.com/thekizu



                                                  

ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」”の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!


さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。


GHEEE、The傷、ピンクフロイド




蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、イギリスを代表するプログレ界のビッグネーム『ピンクフロイド』。本日は第1期の中心的な人物で2007年に亡くなったシド・バレット、そして音楽界のノーベル賞とも言われるポーラー音楽賞を受賞した2008年のその年に癌の為に亡くなったキーボード奏者リチャード・ライトを偲んで、1979年に発表され、英米はじめ各国のチャートで第1位を独占した2枚組の超大作「ザ・ウォール」からシングルカットされ、これまた爆発的な大ヒットとなった「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォールPART2」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。





お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(レディオノーウェア2011・6・18オンエアー分)



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Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 21:19 │ROCK・音楽