2010年05月03日

スコーピオンズ、THE JAM、清志郎

スコーピオンズ、THE JAM、清志郎



皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオで
ROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

今年のGWは皆さん、如何お過ごしでしたでしょうか。
(現在はまだ真っ只中では御座いますが~。何分オンエアーがさ~、9日なもんで許されて!)
ゆっくりと骨休みの方、出来ましたでしょうか?(一応、皆さんに気も使こてます~)
先週、先々週は急遽、都合により再放送とさせて頂いた当番組では御座いますが、今回からは見事復活、また従来通りのスタイルで種々様々なロックを、ラジオの前の皆様にしっかりと届けて行こうと思っておりますので、今後ともどうか宜しくお願い申し上げます。

それでは本編の方に、時間もないんで、移らして頂きますが…。
まず、最初のコーナーは、何時も通り、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて今週は、またまた王道メタルと言いますか、今年3月19日にリリースとなった「スティング・イン・ザ・テイル」を持って、ラストアルバムとし、2012年に終了するワールドツアーで「解散する」とのステートメントをオフィシャルサイトで発表した、1965年ドイツで結成された
スコーピオンズ

にスポットを当ててその音をご紹介したいと思います…。

3月発売のアルバムで一応、音源製作に終止符を打つと宣言したスコピ。結成は古く1965年と言いますから、わたいがですね、ようよう乳飲み子を卒業した位の頃にバンド活動をスタートしたということですから、本当に吃驚致します。こんなこと言ったら不謹慎ですが、概して短命な方が多いロックシーンにおいては、既にメンバーの内、何人か天国に召されていてもおかしくないんですが、これがまた全員ご存命ということで、さらに驚天動地、正にそういった意味ではハードロック界のストーンズと形容することが出来るかも知れませんが。
このバンドは、マイケル・シェンカーはじめ、ウルリッヒ・ロート(ウリ・ジョン・ロート)、マティアス・ヤプスと次々に、スーパーテクニカルなギター奏者を輩出したことでも有名。それと兎に角、アルバム「ヴァージン・キラー」(これは年端もいかない女の子の一糸纏わぬあられもない姿がジャケットとされている)をはじめとして、作品が発売される度にジャケットがエロ過ぎまっせ、不謹慎でっせということで、欧米では宗教団体などからの強烈な抗議を受けたりして、頻繁に差し替え騒ぎを起こしたことでも、その名を大いなるロックの歴史に刻みつけております。当人たちはそれを嬉しいと思っているかどうかは知る由もないですが。
…というところで、それではここで、ジャケットはエロでも演奏は天下一品、今やドイツにおけるロシアの親善大使でもありますスコピの演奏、特にヴォーカル「クラウス・マイネ」のその音域の広さは、元レインボーのロニ―・ジェイムス・ディオと双璧とも言える豊かさで、正に圧巻の一語で御座います。その辺もお楽しみいただきながら、それでは今日は、1976年発表の元祖『破廉恥ジャケット』で評判を呼んだ「イン・トランス」から「ロボットマン」、そして同じく76年に発売となったロリコンジャケットで問題となったアルバム「ヴァージン・キラー」から、タイトルチューンの「ヴァージン・キラー」、そして1982年、アメリカで大ヒット、スコピ黄金期の幕開けともなったアルバム「ブラックアウト」から「ブラックアウト」の計3曲を聴いて下さい!それではどうぞ!

スコピオフィシャルHP
http://www.the-scorpions.com/english/     

スコーピオンズ、THE JAM、清志郎



スコーピオンズ、THE JAM、清志郎



 

スコーピオンズ、THE JAM、清志郎



      

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのJが来るアーティストをご紹介ということで、1977年デビュー。敬愛するモッズバンドの代表格である『スモール・フェイセズ』のギタリスト・スティーヴ・マリオットの影響を大いに受けながらも、デビュー当時まだ18歳、そして荒々しくも時代を席巻していたパンク・ムーヴメント真っ只中に登場したこともあって、クラッシュをはじめとする他のパンクバンドと同じく一括りで取り扱われることも多い、今や英国の国民的英雄であり、彼の国のロック界におけるゴッドファーザー的な存在として貫禄も見せている「ポール・ウェラー」が1982年まで率いていたエッジの効いたロックサウンドが魅力の
「ザ・ジャム」

を紹介させて頂きたく思います。
ザ・ジャムは1973年にイギリスのサリー州ウォーキングで、ポール・ウェラーを中心に結成されたロックバンド。しかし、1973年結成と言いますから、当時ポール少年はまだ14歳。「大改造、劇的!ビフォーアフター」じゃないですが~まぁ、何という早熟振りでしょう~と思わず大袈裟にも感心してしまう私では御座いますが…。
で、程なくロンドンに活動の場所を求めて、ザ・ジャムは郷里を後にしますが、そこで3人組となり、当時の音楽シーンを震撼させていたパンクロックの代表選手「セックス・ピストルズ」の洗礼も受けながら、1977年に「イン・ザ・シティ」でデビュー。しかし、デビュー当初から、荒々しいパンクロックフレーバーを感じさせるサウンドの中にも、そのヴィジュアルと同じくモッズ的な要素や、モータウンをはじめとするR&B的な雰囲気を漂わせており、作品を発表する毎に、多様な音楽性を見せるようになって行きます。そして他のパンクバンドが音楽的な限界と共に撃沈して行く中で、ジャムは順風満帆といった流れを持って、イギリスのロックシーンを舞台に確固たる地位を築いて行くも、1982年発表のホーンセクションを大胆に導入しファンクやカリプソなどの音楽的要素をふんだんに散りばめた「ギフト」を最後に唐突に解散し、ポールについてはその後、スタイルカウンシルを経て、現在もソロとして堅実なる歩みを持って、そのキャリアを積み重ねていっております。
それでは、ここでそんなポール、ザ・ジャムのサウンドを聴いて頂きたく思います。曲はデビュー曲「イン・ザ・シティ」と1979年発表の4枚目のアルバムに当たる「セッティング・サンズ」の中に収録されている大ヒット曲「イートン・ライフルズ」、この2曲を聴いて下さい。それではどうぞ!ザ・ジャムです!

ユニヴァーサルインターナショナル
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/jam/jam_disco.html

THE JAM Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%A0

スコーピオンズ、THE JAM、清志郎










“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、今月2日に東京都国立市の国立振興商工の森田さんという方を中心として、地元有志が集まり、一周忌イベントが行われた
「忌野清志郎」
さん。
このたび東京都八王子市の高尾霊園にも、清志郎さんがデザインしたウサギと、大好きだった自転車があしらわれた、無宗派だった彼に相応しいお墓も建立されたということで、そんな彼を改めて偲びながら、「多摩蘭坂」を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!でした!

スコーピオンズ、THE JAM、清志郎





ウサギに自転車
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100503-00000045-spn-ent
清志郎一周忌イベント
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100427-00000018-minkei-l13

それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年5月9日オンエアー分) 




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Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 19:08 │ROCK・音楽