2011年04月09日

クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA

クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA






苦境にあっても天を恨まず…

頑張って下さい…。それしか言えずにごめんなさい。











クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA



皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、新年度4月を迎えて、新たに社会人となった方、また進級、進学された学生諸君と、新しい環境で「期待」と「希望」を胸に抱きながら新生活をスタートさせた方々も沢山いらっしゃることかとは思いますが、しかし、今年は残念ながら、先月起こった大震災と、それに端を発した福島第一原発の未曽有のトラブルが追い討ちをかけ、祝賀ムードも一変。例年にない花見も自粛といったインケツな雰囲気の中、明日に続く第一歩を踏み出すことになってしまった訳ですが。
しかし「景気が悪い」といいながらも、全国から被災地に向け義援金の名の下に、日本赤十字社に寄せられた浄財は、伝え聞くところによりますと、3月31日の時点でおよそ696億円が寄贈され、16年前の阪神淡路大震災の時に寄せられた義援金の約3倍の金額が集まったとのことですが、確かにひとりひとりの命の重さに変わりはないとは言うものの、今回の震災及び津波による犠牲者や安否の判らない方々は、その数約28000人にも上り、また避難所で生活されている方は未だ17万人もいらっしゃるという事実を聞けば、それも当たり前の事と言うか、まだまだ資金が足りないように思えてしまうのと同時に、一方で『人の善意』の大きさに感動しては、まだまだこの日本も、そして無償の救援を申し出てくれた世界各国に対し、「この世も捨てたもんじゃないなぁ~」と改めて頭の下がる思いでもあります。
でも、一方で現在、被災地の復旧、復興の一番の足枷になっているのは、誰もがご存知の通り、東京電力が無責任にも「想定外」として、当初、責任を回避して見せた「福島第一原発」の事故であり、今もって人体に悪影響を及ぼす放射能を大量に含んだ汚染水が海に流れ込んだり、風に乗って空気中を漂っては農作物に被害を与えたりと、一向に解決に向かう気配には至っておりません。
本当にこれからどのような展開になるのか、放射能は遺伝子などを傷つける目に見えない猛毒だけに、子どもを持つ親としては、心配でヤキモキさせられること仕切りですが、とにかくこれで「安全」且つ「環境に優しいクリーンエネルギー」と美辞麗句で、盛んに国や電力会社が有名芸能人など使いプロパガンダしてきた『原子力発電』の建設には、否応なしにブレーキもかかり、もっと安全で、真の意味で環境に優しい某かの代替エネルギーを、また、わが日本は探していかなければならない曲がり角に立たされることになった訳です。
全く情けないやら、悲しいやらで「ホンマ、どないしてくれんねん。責任者出て来い!」と人生幸朗師匠ではないですが、怒鳴りたい衝動に身も心も震える次第では御座いますけども~。
でも、少し余談になりますけども、この間見た某夕刊紙には、『東電社員に対する嫌がらせ、過熱』という見出しで、恥ずかしい記事が掲載されていましたが、こういうことはやっぱり止めましょう。確かに東電のお偉方の態度は鼻持ちならないですが、しかしね、一般社員の皆さんはどこもそうですが、懸命に仕事をしている訳で、特に福島第一原発にとどまり、危険な現場で、不眠不休に近い状態で復旧作業に取り組んでいらっしゃる方々には罪もない訳で、混乱する被災地で『火事場泥棒』宜しく、金品の盗みを働くサイテー野郎とか、東電社員というだけで、無差別に非難のターゲットにして、姑息な嫌がらせする卑怯者だけには決してならないで頂きたいと思います。折角の日本人の良い評判が地に堕ちてしまいますしね。こういったことだけは、是非慎んで頂きたいと思います!というところで、それではここで今日は心穏やかになる癒しのメロディーをご用意させて貰いましたので、是非聴いて頂きたいと思いますが、東日本大震災が発生し、いち早く「被災者のために」ということで、日本が世界に誇る名曲、永 六輔・作詞、中村八大・作曲で坂本九さんが歌って大ヒットした「スキヤキ」こと「上を向いて歩こう」、これのカヴァーをプレゼントしてくれたフレンチの歌姫
「クレモンティーヌ」

今日は彼女のベスト盤から「サントロペで」と「レテ~夏」のこの2曲をお届け致します。それではどうぞ!聴いてください、クレモンティーヌです。

クレモンティーヌ公式サイト
http://www.possion-h.com/cle/


















クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA



                                                     

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2008年、軽妙な大阪弁を駆使した文体で、一種独特な雰囲気を与える小説「乳と卵(ちちとらん)」で第138回芥川賞を受賞し、一躍日本の文壇における変わり種女流作家と(まぁ~こういう言い方していいのかどうかはわかりませんが…)注目された、大阪市城東区生まれのシンガーソングライター「川上三枝子(未映子)」さんを取り上げて、その歌声に耳を傾けてみたいと思います。
 川上三枝子さんは1976年8月、当年34歳の大阪市生まれのシンガーソングライターで、大阪市立工芸高校を卒業した後、2002年にビクターエンターテイメントから「うちへかえろう~Free Flowers~」というアルバムでデビュー。その後「未映子」と改名して、2004年には「夢見る機械」を制作。さらに、その翌年にはセルフプロデュースアルバム「頭の中と世界の結婚」を発表するとともに、青土社から発刊されている芸術総合誌、現在はサブカル、オタク色の強い雑誌との指摘もありますが、その「ユリイカ」という文芸誌に、自作の詩の投稿をするも、ユニークな作風のため、直ぐには掲載とはならず「文化系女子特集」という企画が持ち上がった際に、リズミカルで少し滑稽な大阪弁を駆使した文体の「先端で、さすわ、さされるわ、そらええわ」という作品タイトルの詩が初めて紙面を通じ発表されることとなり、因みにこの作品は2009年に遅ればせながら中原中也賞を受賞しています。で、以降は音楽と文学の二足の草鞋を器用に履きこなしては、2008年には先に申し上げましたように「乳と卵」で芥川賞を受賞、さらには2010年には映画「パンドラの匣」でキネマ旬報新人女優賞を受け、最近では黒坂圭太監督の「エロスとパッションが交錯した」禁断の最新アニメーション「緑子」のエンディングテーマとして「麒麟児の世界」という新曲も提供されている川上さんでは御座いますが…。
~というところで、それでは本日は、そんな「未映子」さんの2002年発表の1st「うちへかえろう」から、お勧めということで「39°」と「美味しい水」の2曲をお届け致します。
それではコケテッシュな雰囲気も魅力的な
川上未映子

さんです。どうぞ!







川上未映子の純粋悲性批判
http://www.mieko.jp/

                                             


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!


さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~

本日は1979年3月に東京都世田谷区にある『上馬(うえうま)ガソリンアレイ』でライブ活動をスタートするも、ステージ上で注目を集めるために、鶏や縞蛇を食い千切ったり、放尿をしたりと過激なパフォーマンスを展開したことから、エログロ際物バンドとしてのイメージが定着し、その優れた音楽性が正当に評価されるまでにかなり時間のかかってしまったジャパニーズ・ファンクバンド
「JAGATARA」

のヴォーカルで、1990年1月、自宅で風呂に入っている際に急逝した「江戸アケミ」氏を偲んで、今日は「JAGATARA」のアルバム「それから」に収録されている「いっちゃいけない症候群」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。


クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA










お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年4月9日オンエアー分) 




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Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 01:50 │ROCK・音楽